◆まえおき
当時、原作「シティーハンター」を読んでいてい、テレビ版「シティーハンター」も観ていた俺としちゃこりゃ注目しないわけにはいかないでしょ!

※あまり詳しく書くと年齢がばれちゃうからぼかすけど、「神谷明」と言われると、北斗の拳、キン肉マン、それとシティーハンターを思い浮かべる、そんな世代です。


そのシティーハンターが劇場版で帰ってくると聞いたときは、正直、嬉しさ半分、不安半分という気持ちでした。

「いや、確かに新作は嬉しいけど……」
「わかってない面々に下手にいじられるぐらいならそっとしておいてほしい」

失礼ながらこんなことを考えてしまいました。その後、初めてPVが公開され、恐る恐る再生してみました。

「この曲は……Get Wild!」
「あ、当時の絵のままだ!」(※あくまでパッと見の印象)
「これは……これはいいぞっ!」

で、ラストに流れた台詞

『シティーハンター!』
『この街には俺のような男が必要なのさ』

「うわーっ! 冴羽獠だー! うわーっ! うわーっ!」

なんかもう当時の記憶がぶわぁーっとよみがえってきました。

これは絶対間違いない!
期待通り、いや期待以上!
絶対、絶対観に行こう!

観に行く映画は前情報をできるだけ見ない主義なのですが、それでも漏れ聞こえてくる情報で「当時の面々が再集結」と知りました。当時を知っている一視聴者としては嬉しい限りでした。

◆感想
ネタばれなしでの感想です。

封切り初日の最終、20:40の回を観てきました。映画館が視聴者の年齢層を想定して、仕事帰りに観に来てくれるよう配慮したのでしょう。ありがたい限りです。

観終わって、若い人たちにも観てもらいたい……と言いたい気持ちはあるんだけど、本心は「当時を知る俺たち私たちに向けたアニメである」と感じました。オールドファンと新規のアニメ視聴者、両方狙うと虻蜂取らずになるので正しい判断だったと思います。

声や曲など含め、とにかく当時の制作陣にこだわった点からも明らかです。声優についてはどうしても声が変わってしまうを分かった上で、それでも変更しなかったのは「我々視聴者も望んでいるから」でしょう。事実その通りですし。海坊主は声が全く変わってなくて逆にビックリしたわ(笑)。

新規のアニメ視聴者も楽しめる作りにはなっています。いますが、獠と香の関係や、海坊主と美樹の関係などなどの人間関係は「周知のこと」として説明はされていません。キャッツアイの三姉妹も裏の顔については美樹が一言触れただけです。というか、駅の掲示板って今の子わかんないだろうし(笑)

というわけで、昔を知る我々は満足な出来でした。大まかな流れはテレビ版を拡大した感じです。何もかもが懐かしかった! 曲も懐かしのがこれでもかとぶち込まれました。逆に服装や生活用品は今風にアレンジされていました(キャッツアイのレオタード、袖がなくなったのはちと残念だったけど)。

「あ、懐かしいな」と思った人は迷わず観にいくといいよ!

そうそう、もっこり健在だったよ! 物理的にもっこりしてなかったけどな!